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安藤泰の日々是好日

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安藤泰の日々是好日
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伊豆下田在住の建築家 安藤泰が綴る日々是好日。



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泰平寺/120425/睡蓮の株分け

2012/04/25 14:01
四月当初から始めた池の掃除をやっと終え、ここ数日は雨にもめげず昨年の睡蓮の鉢を
ひっくり返し、株分けをしました。
結構大きな株もあり、手引きに従って10p程度に切り分け、最終的には5p程度のもの
を含めて、300株近くになりました。
程度の良さそうな物から新しい鉢に植え付け177鉢を池に戻しました。
昨年は105鉢だったので、池はかなり密度となり、ちゃんと花をつければ
今シーズンは見事な景観になりそうです。
ただ、なにぶん初めての株分け…失敗の可能性もかなりありますが。

整然と並んだ睡蓮の鉢。間を金魚とメダカが泳いでます。
葉を広げ、花が咲いたら見事でしょう。
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C S T #02/120415/計画

2012/04/20 12:01
黒船/前田邸、臼井石材店に続く町家の第3弾の実施設計がもうすぐ終了します。
今は寂れてしまっている旧町内の商店街のど真ん中です。
コンセプトは同じですが、前田邸より開き臼井石材店よりは閉じています。
内部も同様に、空間を自由に分割や開放出来る様に引き戸を
多用しています。30坪弱の縦長のコンパクトな町家です。

家の前に屋根までの高さの壁で囲われた外部空間を配置。
白い壁が一部が裂けたカタチのダブルファサードの町家。
軒まで裂けた台形の部分が家と街を繋ぐゲート。
ゲートの扉の開け閉めで街との関わりをコントロールする仕掛け。
内部は縦半分が吹き抜けの空間。上部にトップライトを配しているのは
前田邸と同じ。日常の明るさと夏の通風は実証済み。
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通りから6m程後退して、白い殻が一部裂けた様なファサード。
閉じた時の外観。後退した部分は緑化して街並に潤いを。
夏祭りの時やイベントの時はオープンエアのカフェにも…。
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殻の一部が空き、玄関先のパティオの緑が覗く。
家の中にソトの空気が入り込む。「街の匂い」が少し感じられる。
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パティオの中は立体的に3分割されている。左半分は縦に吹き抜かれた空間
1階部分は平面的に縦半分の奥まで通ったリビングに繋がるデッキテラス。
1階の右側は玄関へのアプローチ。その直上は個室の前のデッキテラス。
ここからは通りの様子も伺える。
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泰平寺境内整備計画/111106/落慶

2011/11/17 19:59
時折激しく降る雨の中、約200人の檀信徒並びに関係者を招待して
不詳私の入寺式並びに落慶の法要が営まれました。
数百年に一度の巡り合わせに何故私が選ばれたのかは分かりませんが
見えない大きな力によって導かれたような、そんな気がいたしました。
たくさんの人の暖かいこころによって無事落慶を迎えることが出来ました。
ありがとうございました。

山門の扁額/山岡鉄舟書(山号の長松山)
法堂の鉄舟の書の写しを篆刻にして山門の扁額としました。
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山門脇の入口脇の寺務所の壁面に聖観音像を嵌め込みました。
街角の建物の一部にこのように仏像が安置されたら、人々が
通りすがりに手を合わせる、そんな光景が見られるのでは…。
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阿吽の泉/側面を砥石で磨きオーバーフローがオーバーハング状態で
壁面を伝わり、水柱となり、池に注ぎます。
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法堂の山岡鉄舟書の山号扁額〜内部
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仏殿内部のご本尊(室町末期)と本尊を取り囲む井上公三画伯の椿図
まさに曼荼羅そのもの
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仏殿背後の位牌堂/中央には1590年にこの寺を創建した
初代下田城城主「戸田忠次」の位牌を安位した。
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客殿の窓際カウンター/今夏はここから沢山の睡蓮の花が鑑賞出来ました。
背面には井上公三画伯の墨絵「さざ波」が奉納される予定です。
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泰平寺境内整備計画/110901/ココスヤシ

2011/09/01 22:36
今日から九月…。言いたくないけど年々早くなる…。
やっと山門脇の植栽枡に大きなココスヤシが植えられました。
京都の禅寺をまねしたところで予算もなければ気候も違います。
伊豆ならではのお寺空間を創りたかったので、これでイイのです。
訪れた人が何も考えずゆったりとできればそれに越したことはありません。
有名庭園の石の配置は我々凡人には到底理解できません。
それを大勢の観光客と一緒に見ていても何の感慨もありません。
京都から庭師を呼んで和尚の自己満足で終わるよりも
いろんな人が来て、一様に「イイネエー、ずっとここに居たくなるよ〜」
と言ってくれる方が私には格段嬉しいのです。
まあこれも人それぞれ。「お前だって自己満足でしょっ!」て言われれば
「はい、その通り!」

ココスヤシと蘇鉄
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まだ、未完成ですが、法堂(方丈)内部
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法堂外陣に掛かる山岡鉄舟書の山号「長松山」の額
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泰平寺境内整備計画/110822/竣工

2011/08/26 21:59
六月の完了検査以降、和尚としての多忙な日々(施餓鬼会・7月盆・8月盆)が続き
ようやく息がつけたかと思えば、もうすぐ9月…。 お彼岸〜達磨忌、そして寺の
落慶法要。当分休めそうにありません。
設計の方もこれから監理に入る郊外の住宅が一軒、計画中の町家が一軒。
まあ、お正月には一息つけるでしょうか。

お寺の工事はこの間に外構の造作をほぼ終え、植栽の工事を少し残す程度。
建具工事もここ数日で終わりそうです。九月初旬には建具の塗装も終了し
公三さんのふすま絵を表装してもらう予定です。仏殿の8枚の椿絵のバック
となる壁面の塗装を、公三さん、公三さんの子息の大器さん、そして私の三人で
8月14日と15日の2日間で完成させました。暑い中、ご苦労さまでした。

池には睡蓮が全部で100鉢。数十種類が咲いています。お檀家さんから頂いた
4種類のメダカも元気に泳いでいます。周りに自然が沢山有るこんな田舎でも
水を求めて色々な生物が集まってきます。改めて水が生物にとってかけがえの
ないものである事に気づかされます。今ここの一番の主は「雨蛙」のようです。

駐車場〜山門
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仏殿〜法堂
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仏殿 
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法堂
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法堂〜山門
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睡蓮池
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休憩処 
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客殿
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客殿壁/公三氏の墨絵のカバーパネル/白の上に赤、その上に黄
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客殿〜睡蓮池〜寺務所
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位牌堂
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仏殿内部/公三氏の椿の絵のパネルの周囲壁の製作/公三氏サイン
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製作中の公三氏と大器氏
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泰平寺境内整備計画/110615/最終打設

2011/06/15 22:24
梅雨の合間を縫ってアプローチ部分のコンクリートを打設。
これが最終の打設…。工事も終わりが見えてきました。
残工事は木製建具の一部と塗装工事、そして設備関係の
工事となりました。池は雨水をためてアクヌキをしています。
でも、雨蛙はもうちゃっかり住人になっています。
工事の傍ら鳴いています。睡蓮も来週には投入予定。
完了検査も無事終了。慌ただしい毎日となりそうです。

旧境内に合った泰平寺のシンボルの大きな蘇鉄が長田造園
さんの手で植えられました。後から花壇の縁を打つ算段です。
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雨水を貯めた睡蓮池(あと5センチほど入る)
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泰平寺境内整備計画/110522/睡蓮池-続き

2011/05/22 17:17
睡蓮池の縁周り…犬走りや回廊なる部分のスラブのコンクリート
が打設され、その上からセラミキュアなる保護材を塗布しました。
池と通路がはっきりと現れてきました。来週は山門の脇塀の打設
そして、週中からは山門の木工事が始まります。山門から内側の
境内の残りの床のコンクリートを打設すると概ね本体工事が完了
します。フジ木工と山崎木工さんは建具の製作と取付けに追われ
ています。寺務所はほぼ内部も完了。現在は法堂と客殿の建具を
製作中です。これも来週中には取り付けとなります。
 引っ越しに向け準備に入りましたが、これからは雨が問題です。
池に水を溜めてアクヌキをするには好都合なのですが…。

寺務所から客殿方向を見る。手前から仏殿、法堂、客殿。
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休憩東屋から左に位牌堂、右手に仏殿・法堂の裏手を見る。
一番奥が客殿。
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反対に客殿から左に法堂・仏殿、右手奥に位牌堂、突き当たりが休憩東屋。
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客殿の同じところから表側を見る。
左手が客殿、右手が法堂、その間にステンレスとガラスの橋。
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逆サイドから法堂を見る。橋の下の穴は金魚の隠れ場所?。
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客殿回廊から寺務所を見る。
左手の休憩処の向こうが山門になります。
逆角錐台の2つの立体は池に水を供給する「阿吽の泉」
津島監督と大工の藤井さんの苦心の作です。ありがとう!
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「阿吽の泉」の近景
どうやって造ったのでしょう?ネ?
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